静脈鎮静法とは

静脈鎮静法とは、意識を失わせることなく不安や緊張を和らげる方法を言います。
モニターで血圧、脈拍、血中の酸素量などを管理しながら点滴を利用して静脈に少しずつ鎮静薬を入れていきます。
こうして浅い睡眠状態を人工的に作り出していきます。
デメリットと言えるかどうか分かりませんが、
健忘効果があるため治療中のことは忘れてしまうんです。
静脈鎮静法は、鎮痛効果はなく、局所麻酔は必要です。
つまり、痛みを抑えるのではなく、恐怖心を抑えるために行います。


■ 静脈鎮静法の注意事項
治療終了後は、思考がはっきり戻り、運動機能に問題ないことを確認してからでないと帰宅できません。
危険防止のため、車を運転して帰宅できません。

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